40代、50代自分では気づきにくい注意するべき体臭

みなさん、体臭って気にしたことありますか?

人の体臭には敏感な人でも、自分の体臭にはなかなか気づきにくいものです。

体臭というのは、20代には汗臭が強くなり、30代40代からはミドル脂臭、50代以降は加齢臭というように年代によって変化していきます。

特に、40代からはミドル脂臭が最も強いですが、3種類すべてが混在してしまうんです。

なかなか周りから注意しにくい体臭だからこそ、日頃から自分で注意する必要があります。

今回の記事では、自分では気づきにくい注意するべき体臭について紹介していきます。

知らず知らずのうちに自分の体臭が臭ってしまう…なんてことないように、ぜひチェックしてくださいね!

目次

40代からはミドル脂臭に注意

ミドル脂臭は、後頭部から首にかけて古い油のような、強烈なニオイがします。

最近枕が臭く感じる。という方はもう既にミドル脂臭がしてるかもしれません。

ミドル脂臭の原因とされている成分は「ジアセチル」で、この成分は汗に含まれる乳酸が、皮膚上の常在細菌のブドウ球菌に代謝・分解されることで発生します。

この「ジアセチル」と皮脂のニオイである「中鎖脂肪酸」と混ざることで、「ミドル脂臭」に変化して、皮脂に蓄積されてしまうんです。

ミドル脂臭かセルフチェック

自分がミドル脂臭かはっきりと確信が持てない!という人は、セルフチェックをしてみましょう。

全15問に対して、YesかNoで答えてください。

Yesの数が8問以上だった場合は、ミドル脂臭の可能性が高いでしょう。

1)30代もしくは40代である

2)30歳を過ぎた辺りから体臭が違うと感じる

3)枕カバーから古い油のようなニオイがする

4)パートナーに頭のニオイを指摘されたことがある

5)頭皮がベタベタする

6)汗っかきである

7)シャンプーをしても頭のニオイが取れない

8)オイリー肌である

9)野菜料理よりも脂っこい料理が好きである

10)運動不足である(習慣的な運動をしていない)

11)炎天下で仕事をしている(外回りの営業、スポーツなど)

12)湯船に浸からずにシャワーで済ませることが多い

13)タバコを吸っている

14)疲れが溜まっている

15)後頭部を指で擦ってかいでみると、嫌なニオイがする

ミドル脂臭の対策

ミドル脂臭対応のシャンプーを使う

「ミドル脂臭対応」と書かれているシャンプーを選ぶようにしましょう。

ミドル脂臭対応シャンプーには、「カンゾウ」や「ケイヒ」などの「フラボノイド含有植物エキス」が配合されています。

この「フラボノイド含有植物エキス」によって、ミドル脂臭の原因成分「ジアセチル」の発生を抑制してくれるんです。

ミドル脂臭が気になる時は、ミドル脂臭対応のシャンプーを使うようにしましょう。

正しいシャンプーの洗い方で頭皮全体をしっかり洗う

正しくシャンプーをすることで、しっかりと汚れやニオイが落ちてミドル脂臭が軽減されます。

【正しいシャンプーの仕方】

1、お湯で髪を濡らす前にヘアブラシで頭皮全体をブラッシングする。

2、38℃程度のぬるま湯で、シャワーヘッドを頭皮に当てるように頭皮全体を濡らす

3、シャンプーを両手でよく泡立ててから、頭皮につける

4、後頭部→側頭部→頭頂部→前頭部の順番で、指の腹を使って洗い残しがないように頭皮全体をまんべんなく洗う

5、洗っていた時間の2倍の時間をかけて、頭皮にシャンプーが残らないようにすすぐ

※ 頭皮の汚れが強い日(ベタつきを感じる、整髪料を使っているなど)は、3〜5を繰り返しましょう

脂っこいものを控える

脂っこい食事が多いと皮脂の分泌が増えて、よりミドル脂臭のニオイがしてしまいます。

以下の食べ物は避けると良いでしょう。

・脂身の多い肉類

・動物性脂質の多い乳製品

・カップラーメン

・スナック菓子

・洋菓子

・アイスクリーム

運動を習慣化する

汗をかく程度の運動を習慣化することで、汗腺からニオイ成分の少ない汗を排出するようになります。

運動不足など汗をかく機会が少ないと、汗腺の機能が衰えてしまい、アンモニアなどのニオイ成分を含んだ汗を排出してしまうので、日頃から汗をかいて汗腺を鍛えるようにしましょう。

運動が苦手な方は、サウナや半身浴などで汗を流してくださいね。

50代からは加齢臭に注意

加齢臭は、頭部や耳周り、胸や背中など皮脂の分泌が多い部位から、古本や枯れ草に似たようなニオイがします。

名前通り、加齢に伴って皮脂に含まれる「パルミトレイン酸」が増加し、この「パルミトレイン酸」が酸化されることで発生します。

加齢臭かセルフチェック

今日着ていた服嗅いでみる

脱いだ服をポリ袋などに入れて、ニオイが漏れないように口を閉じて、1〜2分後にポリ袋の中を嗅いでみましょう。

そのニオイが、周囲の人が感じる自分の体臭です。

一度鼻の中をリセットしてからニオイを嗅ぐので、気づきにくい自分の匂いを感じることができます。

枕カバーを嗅いでみる

洗った枕カバーに変えて、次の日に嗅いでみましょう。

この時に古本のようなニオイ、もしくは枯れ草のようなニオイがしたら加齢臭の可能性があります。

耳の後ろのニオイを嗅いでみる

耳の後ろを指もしくはガーゼなどで擦って、そのニオイを嗅いでみましょう。

耳の後ろは皮脂腺の数が多いため、加齢臭が発生しやすい場所なので、ニオイを感じやすいです。

加齢臭の対策

消臭効果のあるボディシャンプーで身体を丁寧に洗う

皮脂が酸化することで加齢臭は発生するので、消臭効果のあるボディシャンプーで丁寧に身体を洗うようにしましょう。

特に背中などは洗い残しが多い箇所になるので、注意しながら洗うことがポイントです。

食生活を見直す

脂っこい食事を控えて、抗酸化作用のある野菜をたくさん摂るようにしましょう。

また、ヨーグルトや納豆などの発酵食品を食べて胃腸を整えることも大切です。

和食では、余分な脂質が少ないものが多いのでおすすめですよ。

衣類を清潔にする

消臭・防臭効果がある洗剤や柔軟剤を選んで、洗濯するようにしましょう。

枕カバーやシーツなど頻繁に洗濯しない寝具や、衣類などは付着した皮脂が参加してしまい、気づかないうちにひどくなっていることがあるので、こまめに洗うようにしてください。

もし、洗うのが困難な場合は、消臭スプレーなどで対策すると良いでしょう。

汗をかいたらボディシートで拭き取る

皮脂が酸化する前に拭き取ると、加齢臭が比較的軽減されます。

夏場など汗をかいたと思ったら耳後ろや脇など、汗の分泌が多い箇所を中心にボディシートで拭き取るようにしましょう。

汗をかくことを習慣化する

汗腺の機能が衰えてしまうと、アンモニアなどのニオイ成分を含んだ汗を排出してしまいます。

習慣的に汗をかくと、汗腺からニオイ成分の少ない汗を排出するようになるので、汗をかくことを習慣化しましょう。

ジョギングなどの運動がおすすめですが、サウナや半身浴などで良いので、習慣的に汗を流してくださいね。

まとめ

ミドル脂臭や加齢臭は、生活習慣と大きく関わりがあり、脂っこい料理ばかり食べていたり、運動不足で汗をあまりかいていなかったりすると、よりニオイの強いミドル脂臭や加齢臭になってしまいます。

もちろん頭や身体を念入りに洗い流すこともとても大切ですが、生活習慣を見直すことも大切です。

ぜひ、自分の体臭に気を配って、デキるメンズを目指しましょう。

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