全身脱毛の最新技術!昔とこう変わった

全身脱毛も今や身だしなみの1つとなりつつありますが、脱毛方法として現在は、光脱毛やレーザー脱毛が一般的です。

では、昔はどのように脱毛していたのでしょうか。

現在の脱毛最新技術と昔を比べてみてどう変わってきているのか紹介していきます。

目次

脱毛機の進化

電気分解脱毛法(1916年)

1916年には、毛穴に電極を直接挿入して毛根を破壊する「電気分解脱毛法」が開発されました。

この方法は、約40年近くの年月をかけて研究され、たどり着いた方法です。

高周波脱毛法(1924年)

1924年には、高周波の電波を使って細胞を凝固させて毛包を破壊する「高周波脱毛法」が出てきました。

1つ1つ毛穴に直接針を差し込み、高周波の電流を流すので1分あたり10本しか脱毛できません。

また、直接針を差し込むので、施術後の炎症・火傷のリスクなどもあるため、施術を受けられるところを見定める必要がありました。

ブレンド脱毛器(ニードル脱毛機)の輸入(1972年)

1972年には、アメリカで開発されたブレンド脱毛器と呼ばれる電気脱毛器が国内へ輸入されるようになりました。

ブレンド脱毛とは、電気分解脱毛法と高周波脱毛法を組み合わせた脱毛方法で、現在の「ニードル脱毛」です。

高周波脱毛法と同じく1つ1つ毛穴に差し込むので、全身脱毛を行おうとするととても時間がかかります。

また、脱毛料金が高額だったため、セレブの間では人気でしたが、脱毛よりもカミソリや毛抜きが一般的でした。

レーザー脱毛機(1997年)

1997年には、現在使われているものと同じレーザー脱毛機がアメリカから輸入されます。

レーザー脱毛機は永久脱毛ができると高い関心が寄せられ、エステサロン店も急増し、永久脱毛ブームが起こりました。

ニードル脱毛よりも痛みが軽減されていますが、この時のレーザー脱毛は強力なレーザーを照射するため、強い痛みを伴います。

料金も100万以上するので、なかなか気軽に脱毛を行うことができませんでした。

光脱毛(2000年)

2000年には、光脱毛が開発され、レーザー脱毛よりも短時間かつ痛みが少ないのが特徴です。

痛みが軽減されたことにより、さらに脱毛が人気になりました。

人気になる一方で、高額請求や違法な勧誘、技術者の知識・技量不足によりレーザー治療で火傷を負わせると言うトラブルに発展やすくなりました。

これにより、レーザー脱毛は医療行為、光脱毛はエステサロンと二分化されるようになったのです。

「高価格でも医師から安全に受けることのできるレーザー脱毛」「低価格かつ痛みの少ない光脱毛」など、消費者は自分の予算や希望にあったサロンを選ぶことができます。

最新技術

現在一般的に使用されている脱毛機には、レーザー脱毛・光脱毛ですが、その中でも方式がいくつかあり、違いが少しずつあります。

レーザー脱毛

熱破壊式

高出力レーザーで単回照射するため、痛みを伴います。

濃い毛を脱毛したい人、さらには痛みに強い人におすすめです。

高出力で照射するため、数日で抜け落ちることがあるため短期間で脱毛効果を期待できます。

蓄熱式

低出力レーザーで複数回照射することでき、熱破壊式に比べて痛みは少ないです。

産毛を処理したい人や日焼けしている人におすすめです。

ただ、徐々に熱で破壊する方法なので、効果を実感するまでに3〜4週間必要になります。

光脱毛

IPL脱毛方式

複数の波長を持つ光線で、黒色(メラニン色素)に反応させて、熱で発毛組織にダメージを与える脱毛方法です。

成長期の毛をターゲットにするため、毛周期に沿って行う必要があります。

1回で広範囲に照射することができ、部分的に痛みを感じることはありますが、かなり痛みは少なく約1〜2週間ほどで自然に抜け落ちるので人気です。

SHR脱毛方式

発毛組織に栄養を与えている「バルジ領域」に光を照射し、熱で広範囲の毛にダメージを与える脱毛方法です。

IPL脱毛方法とは違い、毛周期に関係なくアプローチすることができるので、こちらも人気です。

IPL脱毛よりも痛みが少ないのが特徴ですが、効果を実感するまでに3〜5回照射する必要があるため、3〜6ヶ月かかってしまいます。

S.S.C.M脱毛方法

抑毛効果のある専用のジェルを使って、特殊なライトを照射し、毛の成長を抑制する脱毛方法です。

肌の負担や痛みがかなり少ないですが、こちらの方法はあくまで抑毛。

毛を無くしたい方には適さない方法になります。

まとめ

昔の脱毛機から最新の脱毛技術について紹介してきました。

昔に比べて痛みが軽減され、価格帯もリーズナブルなものになってきているので脱毛がしやすいのではないでしょうか。

最新技術を使って、自分にあった脱毛ライフを楽しんで来ましょう。

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