皆さんは爪についてどのくらい知っていますか?
爪はケラチンという成分でできていたり、爪の健康はビタミンB群が関係しているかどうかなど、爪にまつわる小ネタを紹介していきます。
ちょっとした会話で披露すると、すごい!と感心できるものもあるので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
爪はケラチンでできている
爪の主成分はケラチンという繊維タンパク質でできています。
このケラチンは、爪だけではなく皮膚や髪の毛にも配合されているんです。
でも、爪と皮膚って硬さが違いますよね。
この違いは、アミノ酸の一種のシスチンという成分の含有量の違いです。
シスチンの含有量によって軟ケラチンと硬ケラチンに分けられ、爪は硬ケラチンからできているから硬くなっています。
爪の健康はビタミンB群が関係?
爪の健康を保つには、ビタミンB群が欠かせません。
ビタミンB群の中でも、ビタミンB2やビタミンB12、ビオチン(ビタミンB7)は重要になってきます。
ビタミンB2
細胞を活性化させるので、爪の強化だけでなく肌や髪にもとても大切です。別名「美容のビタミン」と呼ばれるほど!欠乏してしまうと爪が薄くなってしまったり脆く割れやすいので注意!
ビタミンB2を多く含む食品は、アーモンドや乳製品、うなぎ、レバー(豚牛)、魚、卵などがあります。
ビタミンB12
爪の健康に必要で、ビタミンB12が欠乏してしまうと変色の原因になることもあります。爪に縦縞模様が入っている方は要注意!
ビタミンB12を多く含む食品は、貝類(しじみやあさりなど)や青魚(さんま、イワシなど)、レバー(豚、牛、鶏)、藻類などです。
ビオチン(ビタミンB7)
爪の強化に役立つ成分で、爪の健康には必要不可欠です。ビオチンが欠乏してしまうとビタミンB2と同じように爪が割れやすくなってしまうので、しっかりと摂取するようにしましょう。
ビオチンを多く含む食品は、キノコ類や肉類、種実類、卵類、魚介類など多くのものがあります。
爪は夏の方が早く伸びる
爪が伸びる速度が季節によって変わることを知っていましたか?
実は夏の方が爪って早く伸びるんです。
なぜ夏の方が早く伸びるのかというと、夏は気温が高くなることで体温も高くなり、新陳代謝が活発になります。
爪というのは、代謝が活発になる程伸びやすいので、夏が1番早く爪が伸びると言われています。
この理論で、寒い地域よりも暑い地域の方が爪が伸びるのが早いんです。
爪の保湿はハンドクリームでもOK
最近ではキューティクルオイルやネイルオイルなど爪のための保湿オイルが販売されています。
どれを選んだらいいのかわからないという方も多いと思いますが、爪専用の保湿じゃなくてもハンドクリームでもいいんです。
余っている保湿クリームやハンドクリームがあれば、それを使ってみてください。
手洗いや消毒、季節によって肌と同じように爪も乾燥してしまいます。
定期的にクリームやオイルを塗ってあげることで爪が割れてしまったり縦縞模様が入るのを予防できます。
爪も皮膚と同じように保湿するようにしましょう。
まとめ
爪にまつわる小ネタを紹介しましたが、知っているものはありましたか?
個人的には、季節や地域によって爪が伸びる早さが変わるというのを会話の中で披露すると驚かれたり、感心してもらえました。
爪の健康にはビタミンB群が大切ですが、それだけ取ればいいというわけではなく、ビタミンB群の他にタンパク質や鉄分、カルシウムも大切です。
バランスの良い食事を心がけることで、爪も肌も体も健康になるので気をつけましょう。
爪のケアに力を入れるだけでなく、ちょっとした会話に爪の小ネタを入れることで物知りなメンズを披露してみてはいかがでしょうか。
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