全身脱毛をしていくと、「効果が出やすい部位」と「なかなか変化を感じにくい部位」があることに気づく方も多いのではないでしょうか。
一般的にヒゲやワキ、VIOなどは比較的効果が出やすいと言われていますが、逆に「効果がわかりにくい部位」も存在します。
では、同じ出力・同じ回数で施術しているのに、どうして効果に差が出てしまうのでしょうか。
今回は、脱毛効果が現れにくい部位と、その理由について徹底的に解説していきます。
効果が現れにくい部位
脱毛効果が現れにくいとされている部位は、背中や二の腕、胸、お腹などです。
個人差はありますが、毛が細く色が薄い部位や産毛が多い部位ほど、効果が出にくい傾向があります。
例えば顔脱毛でも、ヒゲは効果を実感しやすいのに、おでこや鼻まわりはあまり変化を感じられない…ということがよくあります。
効果が現れにくい理由
レーザーや光脱毛は、毛に含まれるメラニン色素に反応して熱を発生させ、毛根にダメージを与える仕組みです。
そのため、メラニン色素が少ない細い毛や産毛は反応しにくく、効果が感じにくいことがあります。
また、最初は効果を実感できていたのに、回数を重ねるうちに変化を感じにくくなるのも、太い毛が先に抜け、細い毛が残るという同じ原理によるものです。
とはいえ、効果がまったく出ないわけではないので、安心して続けていきましょう。
効果を実感するためにできる工夫
より効果を実感するためには、いくつか工夫があります。
施術を毛周期に合わせる
脱毛効果を高めるためには、「毛周期(毛の生え変わるサイクル)」を意識した施術が重要です。
レーザーや光脱毛では、成長期の毛にしか効果がないので、一般的には2〜3ヶ月おきに施術がベストタイミングとされています。
ただし、施術を重ねると毛の生えるスピードも変わってくるため、適切な間隔はスタッフと相談するのがおすすめです。
保湿をしっかりする
肌が乾燥していると、脱毛効果が低下するだけでなく、肌トラブルの原因にもつながる恐れがあります。
効果をより実感するためには、施術前後は特にしっかりと保湿を行うように心がけましょう。
自己処理に電気シェーバーを使用する
脱毛前の自己処理には、カミソリや毛抜きは避け、電気シェーバーを使用するようにしましょう。
カミソリや毛抜きは、肌を傷つけたり毛根を引き抜いてしまい、肌への負担が大きいため注意が必要です。
電気シェーバーは、肌への負担が少ないので、脱毛効果を実感する可能性を上げることができます。
紫外線対策をしっかり行う
日焼けをすると、肌が乾燥しやすくなるだけでなく、色素沈着によって脱毛の施術を受けられない可能性もあります。
施術前後は特に日焼けを避け、紫外線対策をしっかり行いましょう。
また、紫外線はシミシワの原因にもなるため、脱毛に関係なく日頃からのUVケアが大切です。
生活習慣を整える
生活習慣が乱れていると、肌トラブルの原因につながったり、脱毛効果を低下させる可能性があります。
バランスの良い食事や適度な運動、十分な睡眠など、健康的な生活習慣を心がけましょう。
まとめ
脱毛効果が現れにくいのは、背中や二の腕、胸やお腹など産毛や薄い毛が多い部位です。
これは、産毛や薄い毛には、メラニン色素が少なく、レーザーや光脱毛が反応しにくいためです。
とはいえ、効果が現れにくいだけで、まったく効果がないわけではありません。
効果を実感できるための工夫を取り入れながら、焦らずコツコツ続けていきましょう。
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