脱毛をしている方もしていない方も、そもそもどうやって脱毛をしているのか、仕組みをご存知でしょうか?
知らなくても十分効果を実感できる脱毛ですが、しっかりと理解することでさらに効果を上げることもできちゃうんです。
そこで、脱毛の仕組みについて紹介していきます。
ぜひ、より効果を高めるためにも最後まで読んでくださいね。
脱毛の仕組み
脱毛の仕組みとは、毛根にダメージを与えることで生えにくくすることを指します。
その毛根に与えるダメージのアプローチ方法が、レーザー脱毛(医療脱毛)と光脱毛(エステ脱毛)では違うんです。
レーザー脱毛(医療脱毛)と光脱毛(エステ脱毛)に分けて、どうやって脱毛を行っているのか説明していきます。
レーザー脱毛
仕組み
レーザーを照射すると、レーザー光が毛に含まれるメラニン(黒い色素)に反応して、熱エネルギーに変換されます。
レーザー光から変換された熱が毛穴の奥にある、発毛組織(毛乳頭)を破壊します。
この発毛組織(毛乳頭)は、毛を生やす細胞なので一度破壊されると新しい毛が生えてきません。
これがレーザー脱毛の仕組みです。
特徴
メラニンにのみ反応するため、表皮や周囲の細胞などにダメージがありません。
しかし一方で、メラニンにのみ反応するということは、毛が生えていなかったり、毛自体が細い・色が薄い(金髪)状態であれば、効果を得ることは難しいです。
より効果を得るには、成長期と呼ばれる毛が伸びる時期にレーザーを当てると良いでしょう。
また、日焼けしている肌にもメラニンは含まれているため、その状態でレーザーを当てると毛根だけでなく、肌のメラニンにも反応して火傷する恐れがあるので注意してください。
光脱毛
仕組み
光脱毛もレーザー脱毛と同様に、光を照射するとメラニン(黒い色素)に反応し、発熱します。
この熱は、毛乳頭や毛母細胞のタンパク質を凝固させます。
タンパク質が凝固されることによって、栄養を吸収することができなくなり、毛が成長できずに減毛していくというのが光脱毛の仕組みです。
特徴
メラニンに反応するため、毛が生えていない時期や毛の色が薄いと反応しにくくなり、効果を得にくいです。
毛球の色素が多いとされている成長期に照射することで、より脱毛効果を得やすくなります。
レーザー脱毛と違い、抑毛・減毛になるので永久脱毛というわけではありません。
まとめ
脱毛の仕組みは、レーザー脱毛と光脱毛とでは少し違っています。
レーザー脱毛は、メラニンに反応して発毛細胞を破壊することで脱毛するのに対して、光脱毛はメラニンに反応してタンパク質を凝固させることで抑毛・減毛させる仕組みです。
どちらも毛が生えている状態で照射することが必須で、より効果を得るためには、毛球の色素が多いとされている「成長期」に照射するようにしましょう。
仕組みをしっかりと理解して、より効果を実感できる充実した脱毛ライフを楽しんでくださいね。
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