いきなりですが、「脱毛効果をより得るためには成長期がおすすめ」というフレーズを目にしたり耳にしたことはありますか?
脱毛をする中で大切になってくるのが「毛周期」で、この成長期というのが毛周期の1つなんです。
そこで、脱毛した後に新しく生えてくる毛が伸びるまでの期間や仕組みなど、毛周期について徹底解説していきます。
毛周期とは
毛周期とは、文字の通り毛が生えてから抜け落ちて、また毛が生えてくるまでの周期のことです。
成長期→退行期→休止期のサイクルで、毛が生えて抜けてを繰り返します。
成長期
毛根にある毛母細胞が活発に分裂し始めて、毛が成長を始めます。
成長期にはメラニン色素が濃くなり毛乳頭と毛母が接しているため、脱毛は成長期に行うとより効果を得やすいです。
しかし、この成長期の毛は全体の約10%〜20%しかないと言われています。
退行期
毛の成長が終わって、抜け落ちるまでの期間のことを退行期と言います。
引っ張ってもいないのに抜け落ちた毛は、退行期に入ったということです。
退行期になると、メラニン色素が薄くなり毛乳頭が離れ始めて根元も浅いので、脱毛をしても全くダメージを与えられないというわけではありませんが、あまり効果を得られません。
休止期
休止期とは、毛が抜け落ち始め、次の毛の成長期に備えて休んでいる期間のことを言います。
毛乳頭が離れているため、休止期に脱毛しても効果はありません。
毛が生えてきて伸びるまでの期間
部位によって毛が生えてきて伸びるまでの期間は異なります。
部位 | 生えてきて伸びるまで(成長期) | 生えない時期(休止期) |
---|---|---|
髪の毛 | 2年〜6年 | 3ヶ月〜4ヶ月 |
顔やヒゲ | 4ヶ月〜1年 | 2ヶ月〜3ヶ月 |
ワキ | 4ヶ月 | 3ヶ月 |
腕 | 3ヶ月〜4ヶ月 | 4ヶ月〜5ヶ月 |
足 | 4ヶ月 | 6ヶ月 |
VIO | 1年〜2年 | 1年〜1年半 |
毛が長く伸びる場所ほど毛周期のサイクルが長くなります。
脱毛後に生えてくる毛の期間
脱毛後に生えてくる毛の期間は人によって異なりますが、一般的には1ヶ月〜4ヶ月程度です。
しかし、毛が全て成長期もしくは休止期ということがないので、脱毛後直後に休止期だった毛が生えてくることもあるでしょう。
複数回施術を受けて行くことで、生えてくるスピードが遅くなります。
どの時期の毛かどうか見極め方
脱毛を効率的に当てるためには、見極められた方が絶対いいですよね。
しかし、毛周期を正確に見極める方法や調べる方法はないんです。
同じ部位の毛であっても、毛周期は毛1本1本違います。
それぞれのタイミングで成長し変化しているため、見極めることは非常に困難です。
まとめ
毛の周期とは、毛が生え始めて抜け落ちてから、また生え始めるまでのことを指し、成長期→退行期→休止期のサイクルを表したものです。
成長期に毛が生えて成長して、退行期には成長が止まり始め、休止期には毛が完全に抜け落ちて次の成長期まで毛を休めます。
毛周期は、部位によって様々です。
脱毛後は、一般的に1ヶ月〜4ヶ月程度に毛が生えてきますが、複数回施術を受けて行くことで、徐々に生えてくるスピードが遅くなっていきます。
今生えている毛がどの時期なのか見極める方法はありませんが、毛周期を理解することで効率よく脱毛することができるでしょう。
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