脱毛サロンの倒産が増えている理由

最近では、脱毛サロンが次々と出店していますが、同じように倒産しているのをご存じでしょうか。

大手であっても倒産の例外ではありません。

例えば、脱毛ラボやシースリー、銀座カラーなど一度はお店の名前を聞いたことがあるような大手でも倒産しているんです。

では、なぜ大手であっても次々と倒産しているのでしょうか。

そこで、脱毛サロンの倒産が増えている理由について紹介していきます。

目次

脱毛サロンが倒産する理由

YoutubeやTVなどの広告などで見かける脱毛サロンですが、一見通う人が多くて脱毛サロン業界が倒産しているように見えませんよね。

一体なぜ、倒産するのでしょうか?

ライバル店の増加による集客不足と価格競争

脱毛サロンは大手企業だけではなく小規模サロンでも相次いで出店されていることにより、ライバル店が増えて集客が年々難しくなっています。

YoutubeやTVなどで広告を出していても、予想されていた集客よりも少ないなんてことも起きてしまっているんです。

ライバル店が増えることで、集客が難しいだけではなく、価格競争も起きてしまいます。

価格競争が激しくなると客単価が低くなり、お客様としては通いやすいものの会社としては利益が少ないので資金調達としては困難になります。

いくら利益が少なくても集客がうまくいっていれば、倒産することはありませんが、客単価が少ないのに集客もうまくいっていないとなれば倒産してしまうんです。

財務管理が不十分

エステシャンの人がサロンを経営したときに、エステなどの技術はあっても経営の知識などが少ないことから財務管理がうまくできずに倒産することがあります。

財務管理とは、資金調達や資金運用が挙げられますが、特に倒産などで問題になるのは売上と経費を把握できていないことです。

例えば、月額支払いや分割支払いなどが増えてきたことにより、キャッシュフローが複雑化されているので、正しく売上を把握できていないなどが挙げられます。

他にも、固定費などの経費もちゃんと管理されていないことから、気づいた時には資金繰りが悪化して倒産していたなんてことも起こっています。

医師法違反で摘発された

集客がうまくいっていて、資金調達も順調であるサロンでも、医師法違反を摘発されてしまい倒産することがあるんです。

脱毛サロンでは、提供できる美容脱毛の範囲は限られており、医師法第17条に、「毛を生成する組織を破壊する脱毛を医療機関以外が行った場合、医師法に違反する」と定められています。

ただ、一部のサロンでは強いパワーの脱毛機を使用したり、効果を過剰に謳ったりと医師法違反を犯していることがあります。

もし、医師法違反で摘発されると営業停止処分を受けますが、それだけではなく風評被害や補償問題なども同時に起こるため経営が立ち行かなくなり倒産してしまうんです。

まとめ

脱毛サロンが倒産する理由として、ライバル店の増加による集客不足・価格競争や財務管理が不十分、医師法違反などが挙げられます。

お客様側からみると、店舗を選べて価格も安くサービスを利用できる点ではとても魅力的ですが、会社側からみると、集客が難しかったり利益が少なくなったりと経営が困難になってしまうようです。

安いから!と飛びついてしまうと倒産リスクのあるサロンかもしれませんよ!

脱毛サロンが倒産する理由を知って、長く通えるサロンを探す参考にしてみてくださいね。

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