メンズワックスの選び方

ワックスは、どんな基準で選んでいますか?

何となくパッケージのデザインや店頭の印象で選んでいませんか?

自分の髪質に合っていないワックスを選んでしまうと、思っていた髪型にセットできなかったり、髪がベタついてしまったりと失敗してしまう可能性が高くなります。

そこで、どうやってワックスを選んだら良いのか、ヘアセットに慣れていない人でも使いやすいメンズワックスの選び方について紹介します。

目次

なりたい髪型をイメージして選ぶ

メンズワックスを選ぶ時、まずどんな髪型になりたいかをイメージして、必要なセット力がどのくらいなのかを選んでいきましょう。

ワックスのセット力は、大きく3段階に分けられており「ソフト」「ノーマル」「ハード」です。

製品によっては、1〜10の数値で表されることが多く、数字が大きいほどセット力が強くなります。

数字の目安としては、1〜3がソフト、4〜6がノーマル、7〜10がハードです。

セット力の目安

セット力の目安としては、以下の通りです。

・軽くアクセントを加えたい→ソフト〜ノーマル(1〜6)

・自然な感じで髪に動きを出したい→ノーマル(4〜6)

・トップの髪を立ち上げたい、しっかり固めたい→ハード(7〜10)

ナチュラルな動きを出したい時はノーマルタイプですが、自然で動きを出したいけどフォーマルなシーンに合うように多少固めた髪型にしたいのであれば、ハードがおすすめです。

また、なるべく軽くより自然な動きのマッシュヘアなどであれば、ソフトでも適しています。

仕上げたい質感をイメージして自分の髪質に合ったものを選ぶ

仕上げたい質感がどんなものかもイメージしましょう。

ワックスには主に4つの種類があり、仕上がりの印象や質感がそれぞれ異なります。

また、向いている髪質も異なるため、どれが合うのかを見ながら選んでいきましょう。

ワックスのタイプ

クリームタイプ

髪の長さを問わずにどんなヘアスタイルにも使いやすいのが特徴のワックスです。

手にとっても柔らかく、とても伸びがいいテクスチャーになっており、初心者でも扱いやすいので一般的によく使われています。

どんな髪質にも使うことができますが、使用量によっては薄毛が目立ってしまうので注意が必要です。

ファイバータイプ

ファイバータイプのワックスは、毛束感や繊細な動きを出したいときに活躍します。

粘着力が高く、糸を引くような質感が特徴で、髪全体によくなじむためメリハリのあるヘアスタイルを作るのに向いています。

どんな髪質にも使うことができますが、使いすぎると重くベタついた仕上がりになるので、量に注意しましょう。

ジェルタイプ

ジェルタイプのワックスは、濡れたようなツヤ感を演出できるのが特徴です。

特にオールバックなどのヘアスタイルを作りたい時に適しており、しっかりと髪を固めたいときに役立ちます。

また、みずみずしいテクスチャーで、しっかりと固まるのでボリュームを出すことも抑えることもできます。

どんな髪質にも使うことができますが、ショートやよく汗をかく人に愛用されています。

ただ、固まりやすいので、セットするときは手早くスタイリングするようにしましょう。

ドライタイプ

キープ力が優れているだけでなく、ツヤを抑えた仕上がりで、束感を出したりする際に自由に形を作りやすいワックスです。

硬めの質感が特徴で、柔らかい髪でもしっかりとした立体感を出すことができます。

どんな髪質にも使えますが、ボリュームを出したい人や柔らかい軟毛の人におすすめです。

仕上げたい髪質別、おすすめのワックス

ツヤ感:ジェルタイプもしくはクリームタイプ

髪にツヤ感をプラスしたいのであれば、ジェルタイプもしくはクリームタイプを選びましょう。

特にジェルタイプは光を反射するようなツヤを出しやすく、クリームタイプはしっとりとした質感を保ちつつナチュラルなツヤを演出できます。

ただ、ジェルタイプのものを使う際、一度にたくさんの量を使わないように注意しましょう。

一度に大量に使ってしまうと、髪がかたまり過ぎてセットのやり直しができない、クシさえも通らないなんてことが起きてしまう可能性があります。

無造作ヘア:ファイバータイプ

ツヤ感を控えめにし、ナチュラルな印象の無造作スタイルを作りたいなら、ファイバータイプがぴったりです。

髪を思い通りの動きを与えたり、トップだけに無造作感を加えたりして、自分ならではのヘアスタイルを作ることができます。

しかし、ファイバータイプのワックスは、粘り気が強いものもあるのでワックスに慣れていない人には少し使いにくいかもしれません。

マット感:ドライタイプ

ツヤ感なく、マットな質感に仕上げたい時には、ドライタイプがおすすめです。

毛先を細かく遊んだり、自由自在にやわらかな動きを作ることができ、キープ力も高いのが特徴です。

使う際には、つけすぎるとマット感ではなくベタベタに見えるので、毛先にワックスをつけ過ぎないように全体にまんべんなく伸ばして使うようにしましょう。

まとめ

なりたい髪型や質感に合わせたワックスを選ぶことで、理想のヘアセットの仕上がりになるかどうか左右します。

自然な動きには、ソフトタイプもしくはノーマルタイプ、かっちり硬めたいならハードタイプが良いでしょう。

他にも、ツヤ感を出すにはジェルタイプもしくはクリームタイプ、無造作ヘアにはファイバータイプ、マット感にはドライタイプがおすすめです。

ワックスを使ったあとは、頭皮に汚れが残らないようにシャンプーをいつもよりもしっかりとして、汚れを落としてくださいね。

なりたい自分に少しでも近づけるように、自分に合ったワックスを選んでいきましょう。

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