脱毛をスタートする時期によっては、夏や旅行などのイベントごとに日焼けをしてしまうことがあります。
また、特別に日焼けする場所に行かなくても、夏はタンクトップや短パンなどで肌の露出が増えがちです。
脱毛中に日焼けをしても問題ないのでしょうか?
そこで、脱毛中の日焼けについて解説していきます。
脱毛中の日焼けはしてはいけない
結論からいうと、脱毛中に日焼けしてはいけません。
日焼けしてはいけない理由は、主に3つあります。
施術を断られる可能性がある
脱毛でよく使われている光脱毛やレーザー脱毛は、メラニンに反応して高熱を発生させ、毛包を破壊する仕組みです。
日焼け後の肌にはメラニン色素が多くなるため、日焼けした状態で脱毛をしてしまうと赤みや色素沈着、肌荒れ、火傷のリスクが高くなるんです。
日焼けの程度によっては、脱毛ができないと判断され、施術を断られることもあります。
より痛みを感じやすくなる
日焼けするということは、肌が一種の火傷状態にあります。
よって日焼けしていると通常よりも肌が敏感で、照射した時により痛みを感じやすいんです。
他にも、日焼けして肌が黒くなると、脱毛の光が皮膚にも強く反応しやすくなり、痛みを感じやすくなります。
脱毛効果が下がってしまう
日焼けしたメラニン色素の多い肌に、光脱毛やレーザー脱毛を照射すると、毛包だけでなく皮膚のメラニンにも反応してしまうため分散されてしまいます。
照射された光やレーザーが分散されると、せっかくの脱毛効果を十分に得られなくなる可能性があります。
例えば、半袖などで日焼けしている部分とそうでない部分がある場合、脱毛効果の差が出てきてしまうことも。
ムラを防ぐためにも注意が必要です。
肌色の変化がない日焼けはOK
日焼けは避けるべきですが、脱毛サロンやクリニックでは目視で判断されることが一般的です。
本来の自分の肌色から変化がない程度の日焼けに対しては問題ないでしょう。
肌が赤くなったり黒くなってしまうほどの日焼けは避けるようにしてください。
注意していたけど日焼けをしてしまった時の対処法
日焼けした部分を冷やす
気をつけていても、うっかり日焼けしてしまうことってありますよね。
その場合は、まず日焼けした部分を冷やすようにしましょう。
日焼けは、いわば軽い火傷。
熱くなっている肌を冷やして炎症や火照りを抑えましょう。
冷やす時に氷を直接当てたり冷たくなりすぎないように、布越しに当てるなどすると良いでしょう。
ビタミンCを摂取する
メラニンの生成を抑制する効果のあるビタミンCを積極的に摂取するようにしましょう。
ビタミンCは、日焼けした肌から回復を早める効果もあります。
ビタミンCは、サプリメントや食事から摂取できるほか、ビタミンC配合の化粧品を使うのも効果が期待できるのでおすすめです。
保湿をしっかりと行う
日焼けした肌は、乾燥しています。
保湿をしっかりと行うようにしましょう。
ただ、刺激が強すぎると染みてしまったり逆効果になる恐れがあるので、なるべく低刺激の保湿成分のある化粧水やクリームがおすすめです。
肌の色が落ち着くまでは脱毛はしない
日焼けしてしまったら、無理に脱毛しようとせず、お肌の回復を優先しましょう。
日焼けの程度によっては脱毛できる場合もありますが、無理に行うと肌トラブルのリスクが高まるため、おすすめはしません。
脱毛は、通常の肌色に戻ってから再開しましょう。
まとめ
脱毛中の日焼けはしてはいけません。
施術を受けられなかったり肌トラブルの原因になるため、日焼けしないことが一番です。
日焼け止めはもちろん、紫外線の強い時間帯を避けたり日傘を活用するなど対策を取りましょう。
脱毛中に限らず、日焼けをしてしまうと肌トラブルや光老化の原因になるので、美容の大敵です。
しっかり日焼け対策をして、快適に脱毛ライフを楽しみましょう!
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