「昔はちょっと食べすぎても太らなかったのに、最近すぐお腹に出る…」
そんなふうに感じたことはありませんか?
特に40代前後から増えてくる“中年太り”や“ビール腹”。
実はこれ、年齢だけが原因じゃないんです。
体の中で起こっている変化や、日々の生活習慣が大きく関係しています。
年齢による代謝の低下が原因
筋肉量が減ると、太りやすくなる
年齢を重ねると、何もしなくても少しずつ筋肉量が減っていきます。
筋肉は「基礎代謝」を高めてくれる存在なので、筋肉が減ると消費カロリーも減少。
その結果、昔と同じ量を食べても太りやすくなってしまうんです。
ホルモンバランスの変化も影響
男性は「テストステロン」、女性は「エストロゲン」というホルモンが減少しやすい時期。
このホルモンの変化が脂肪のつき方に影響し、特にお腹まわりに脂肪がつきやすくなるといわれています。
ビール腹=ビールだけが原因ではない!
アルコールが脂肪燃焼をストップさせる
ビール腹と聞くと「ビールの飲みすぎ」と思われがちですが、
実はアルコールを分解する時、体は脂肪の燃焼を後回しにしてしまいます。
つまり、飲みすぎると脂肪が燃えにくい体になってしまうんです。
おつまみのカロリーにも要注意
ビールに合う「揚げ物」「ラーメン」「〆のご飯」など、
高脂質・高カロリーな食事が重なると、当然お腹まわりに脂肪が蓄積。
“ビール+おつまみセット”の習慣がビール腹を加速させるんですね。
中年太りを防ぐには?
筋トレと軽い有酸素運動を組み合わせる
筋肉を取り戻すには、軽い筋トレが効果的。
特に太ももやお腹など大きい筋肉を動かすと代謝アップに◎。
ウォーキングやストレッチを組み合わせると、脂肪も燃えやすくなります。
夜遅い食事とお酒を控える
寝る直前の食事や晩酌は、消化が追いつかず脂肪として蓄積されやすいタイミング。
できれば寝る2〜3時間前までに済ませるのが理想です。
まとめ
中年太りやビール腹の原因は、「年齢」だけでなく「筋肉量の低下」「ホルモン変化」「生活習慣」が深く関係しています。
とはいえ、意識を少し変えるだけでも改善は可能!
筋トレを取り入れたり、晩酌を控えたりといった小さな工夫から始めてみましょう。
お腹まわりがスッキリすると、気分も軽くなりますよ。

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