「オールインワンは手抜きだよね?」
メンズ美容が広がる中で、こうした声を耳にすることがあります。
化粧水・乳液・美容液が一つになったオールインワンは時短アイテムとして人気ですが、「本気で肌を良くしたいなら分けるべき」という意見も少なくありません。
しかし、サロン現場で多くの男性の肌を見てきた経験から言えるのは――
オールインワン=手抜き、とは一概に言えないということです。
むしろ使い方次第では、非常に合理的で続けやすい優秀アイテムになります。
この記事では、
- オールインワンが「手抜き」と言われる理由
- メンズサロン目線で見るリアルな評価
- 向いている人・向いていない人
- 効果を最大化する使い方
を分かりやすく解説します。
なぜ「オールインワン=手抜き」と言われるのか?
① 工程が少ない=効果が弱いという誤解
スキンケアは
- 化粧水
- 乳液
- 美容液
- クリーム
と重ねるほど“丁寧”というイメージがあります。
そのため、ワンステップで終わるオールインワンは「簡単すぎる=効果も弱いのでは?」と感じられやすいのです。
しかしこれはあくまでイメージの問題です。
② 過去の製品イメージが影響している
以前のオールインワン製品は、
・保湿力が弱い
・ベタつくだけ
という商品もありました。
その印象が今も残っている人も少なくありません。
ですが現在は処方技術が進み、保湿・美容成分ともに高品質な製品も多く出ています。
メンズサロン現場で見たリアルな事実
正直に言います。
サロンで肌状態が安定しているお客様の中には、
オールインワン派の方がかなり多いです。
理由はシンプル。
「毎日続けられているから」
これに尽きます。
どんなに高級なスキンケアでも、3日坊主では意味がありません。
一方、オールインワンなら
- 洗顔後に1回塗るだけ
- 出張先でも続けやすい
- 忙しい朝でも負担にならない
結果として「継続率」が高いのです。
オールインワンのメリット(プロ目線)
① 摩擦が少ない
スキンケア工程が増えるほど、肌に触れる回数が増えます。
メンズの肌は皮脂が多い一方で、実は刺激に弱い傾向があります。
過度な摩擦は
- 赤み
- バリア機能低下
- インナードライ
の原因になることも。
オールインワンは接触回数が少ないため、
肌への物理的負担を抑えられるというメリットがあります。
② 脱毛後ケアに向いている
ヒゲ脱毛後の肌は、
- 熱を持っている
- 乾燥しやすい
- 刺激に敏感
という状態です。
このとき何種類も塗り重ねるのは負担になります。
オールインワンなら、
✔ 素早く
✔ 優しく
✔ 確実に
保湿できます。
実際、脱毛後のケアとして推奨しやすいケースも多いです。
ただし、万能ではない
ここは正直にお伝えします。
オールインワンが向かない人もいます。
例えば、
- 重度の乾燥肌
- ニキビが頻発する
- 本格的なエイジングケアをしたい
など、明確な悩みがある場合は、
成分を個別に使い分けた方が効果を感じやすいこともあります。
オールインワンは
「ベースケアとして優秀」
と考えるのが現実的です。
実体験:やりすぎスキンケアで悪化したケース
あるお客様の例です。
SNSの影響で
- 朝晩ピーリング
- ビタミン美容液
- パック
- 高濃度美容液
を同時に使い始め、結果として
- 赤み
- 乾燥
- ヒリつき
が悪化。
一度すべてやめて、
低刺激のオールインワン+保湿のみへ変更。
2週間ほどで肌状態は安定しました。
「足し算」よりも「引き算」が効いた典型例です。
効果を高める使い方
① ハンドプレスを必ず行う
塗って終わりではなく、
手のひらで包み込むように10秒。
これだけで浸透感が変わります。
② 部分足しでカスタマイズ
目元や口元が乾燥するなら、そこだけクリームを追加。
全体を増やすのではなく「部分的に足す」発想が大切です。
「手抜き」かどうかは姿勢次第
オールインワンは、
✔ 何もしないより100倍良い
✔ 継続できれば十分効果的
✔ 摩擦を減らせる合理的選択
問題は「塗るだけで満足して雑に扱うこと」です。
丁寧に使えば、それは立派なスキンケアです。
まとめ|オールインワンは賢い選択肢
オールインワンは手抜きではありません。
それは
「続けられる仕組みを作るためのアイテム」
です。
メンズ美容で本当に大切なのは、
✔ 継続
✔ 摩擦を減らす
✔ 無理をしない
こと。
完璧を目指して何もしなくなるより、
シンプルでも続けられる方法を選ぶ方が、確実に肌は変わります。
継続こそが最大の美容液。
その第一歩として、オールインワンは十分価値のある選択です。

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