40代の美容に重要な「抗酸化作用」ってなんのこと？

みなさん、美容にとても重要な「抗酸化作用」って知っていますか？

40歳を過ぎたあたりから肌の調子が悪かったり慢性的な疲労、高血圧などの症状や老化に悩まされている方が多いと思います。

実は、体の中で酸化が引き起こり「活性酸素」が多くなってしまっているからなんです。

この活性酸素を抑えてくれるのが、抗酸化作用！

肌トラブルだけではなく、生活習慣病やガン、老化防止にもなる「抗酸化作用」がとても重要になってきます。

今回の記事では、美容にとっても重要な抗酸化作用について紹介していきますので、若々しくかっこよくあり続けたい！という方は、チェックしてくださいね！

抗酸化作用とは

抗酸化作用とは、簡単に言えば「活性酸素によって体内が酸化しないように体を守る働き」のことを言います。

活性酸素によって体内が酸化されると、脂肪やタンパク質などの細胞が破壊されるので、老化が加速したり、がんや生活習慣病などの原因にもなるんです。

せっかく男磨きに力を入れているのに、活性酸素によって、筋力が低下してしまい顔全体のたるみやシミシワが増えてしまうなんて嫌ですよね。

この体内の酸化を抑える「抗酸化作用」というのは、美容のためにもとても大切なんです。

元々、抗酸化作用を持つ抗酸化酵素という物質を体内で作り出すことができますが、加齢や紫外線、生活習慣やストレスによって抗酸化力が低下してきます。

特に40歳をすぎたら抗酸化力が急激に低下してしまうので、適度な運動や生活習慣の見直しをするだけではなく、抗酸化作用を持つ栄養素を食事で摂取することもとても大切です。

ビタミンCは、抗酸化力が非常に強い栄養素です。

緑黄色野菜（パプリカやブロッコリー）や、果物（みかんやイチゴ）に多く、旬のものは特にビタミンCの含有量が多いのでおすすめです。

ただ、ビタミンCは熱に弱く水に溶けやすい性質があるので、生で食べるか電子レンジにて調理するといいでしょう。

また、一度に多く摂取すればいいというわけではなく、摂りすぎても尿とともに排出されてしまうので、複数回に分けて食べてくださいね。

ビタミンEは、抗酸化作用が強く、脂質の酸化を防いでくれる栄養素です。

オリーブオイルなどの植物油や、ごまやアーモンドなどの種実類、卵、大豆などに多く含まれています。

生で食べるよりも、炒め物にするなど油脂と一緒に食べることで吸収率が高くなるので、ぜひ炒め物にしてみてください。

また、酸化しやすい性質を持っているので、できるだけ新鮮なものを食べるようにしましょう。

ポリフェノールは、活性酸素を吸収したり、傷つけられた細胞を修復したりする働きのある栄養素です。

植物が持っている苦味や渋みの成分なので、8,000種類以上あります。

代表的なものは、イソフラボンやカテキン、セサミンなどがあり、豆腐や納豆、緑茶や紅茶、ごまなどに含まれています。

特に、セサミンは肝臓に届いてから抗酸化作用を持つようになるので、活性酸素が最も多い肝臓で効果を発揮してくれるのでおすすめです。

カロテノイドは、強い抗酸化力を持っており、動物や植物に含まれる、赤・オレンジ・黄などの天然色素成分です。

種類は600ほどあり、代表的なものはβ-カロテン（人参、かぼちゃなど）やリコピン（トマト、スイカなど）、アスタキサンチン（鮭、いくらなど）などがあります。

それぞれ抗酸化作用を持ちますが、働きかける部位や効果が違います。

リコピンは、悪玉コレステロールの酸化を防ぎ、血流を改善すると言われており、アスタキサンチンは、目の疲れを軽減するので眼精疲労の予防・改善の効果が期待されている、などです。

たるみやシミシワなどの老化現象だけではなく、ガンが生活習慣病の原因となる活性酸素による酸化を抑えてくれる「抗酸化作用」。

美容に力を入れている人には、欠かせません。

緑黄色野菜やトマトなど、彩りのいい食事を心がけることで、抗酸化作用のある栄養素を摂取できるだけでなく、食生活も見直すことができます。

ぜひ、抗酸化作用のある栄養素をしっかりと摂取して、若々しくてかっこいい大人の男性を目指しましょう！

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